このブログの趣旨
このブログは…
思い出したくない過去があります。それを思い出すたびに苦しくなります。
何年経っても、毎日のように思い出してしまうトラウマがあります。
と、気分が重くなってしまってる方に、ふんわりしていただくための内容となっております。
はじめに
思い出したくない過去
思い出したくない過去が、僕にもあります。それは中学生の頃までさかのぼります。当時、学校にいた不良グループのリーダーに目をつけられたんですね。「お前は生意気だ」と。
ある日の休み時間、教室の黒板の前でボコボコにされました。殴られて、倒れても蹴られ、何度も踏みつけられました。クラスのみんなが見ている前で。好きなあの子が見ている前で。
相手の目を見た途端、動けなくなってしまったんです。獣のような目で睨まれた瞬間、全身に恐怖が走り、凍りついてしまいました。なんとも情けない話です。
あの日のことを、何十年経った今でも思い出します。あの日の悔しさ、情けなさ。なんでもっと強く立ち向かわなかったのだろう。後悔、恐れ、弱さ。
以前、こちらのブログで
「トラウマの克服を諦めた」と、お伝えしましたが…
それからしばらくして、そんなトラウマを克服してしまう体験をしました。それは、その日に帰って、自分のそばにいてあげることだったんです。
1.あの日の夜に戻って、自分に寄り添ってあげる
その出来事があった日の夜、僕は布団の中で泣いていました。悔しくて、腹が立って泣いていました。
親に気づかれたら、心配をかけさせてしまうので、バレないように、布団の中で声を殺しながら泣いたのをよく覚えています。
ここからが本題なのですが、今まさに泣いているその部屋に、現在の僕が入っていくイメージをします。布団の中から、シクシク泣き声が聞こえます。
そして、その傍らに腰をおろします。それだけです。まずはそれだけでいいんです。
何も言わず、ただそばにいてあげる。それだけでいいんだ。
2.あのときの感情に共感する
ここからはちょっと、勇気と覚悟のいることです。あのときのネガティブな感情と、もう一度真っ正面から対峙します。
辛かったこと。悔しかったこと。情けなかったこと。恥ずかしかったこと。その1つ1つをもう一度味わうんです。そして共感してあげるんです。
辛かったね。悔しかったね。情けなかったね。恥ずかしかったね。分かるよ、すごくよく分かるよって、心の中でいいので、言ってあげて欲しいんです。
僕の場合は、この辺りから、涙が込み上げてきました。
ちょっと怖いことかもしれないけど、これからそのトラウマと上手に付き合っていくためには、とても大切なことなんだ。
3.褒めてあげる
最後はその日の自分と、それからの自分を褒めてあげてください。
よく頑張ったね。すごいね。そんに辛い思いしたのに、学校に行き続けて偉かったね。親に言わず、心配かけず、ホント偉かったね。それでも今、幸せに生きることが出来てるよ。
布団の中にいる自分のそばで、ずっとそう言い続けてあげるイメージをしてたら、もう涙が止まらなくて。今こうしてブログを書きながらも、ちょっとやばいです。
泣いたあとには、すごく心がほぐされたように、軽くなったよ。
さいごに
お風呂の中がいい
こうしてブログに書けるのも、今回ご紹介したアプローチを試してみたおかげなんです。それまでは恥ずかしくて、そんな過去、人に言うことなんて出来ませんでした。
もし、みなさんが今回のようなことをやるときは「お風呂の中」でやることをおすすめします。
それは何故か、もうお分かりだと思いますが、泣くからです。涙をすぐ洗い流せますし、家族に見られてもシャワーを浴びればごまかせますからね。
トラウマと戦うにはお風呂。お風呂がベストです。勇気が出たらお風呂へ入って、トラウマごと洗い流しましょう。
思い出したくない過去がある。何年たっても忘れられないトラウマがある。
そんな方の心が、このブログを読んでふんわりしていただけたら幸いです。
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