「辛い」って言っていい∶大丈夫じゃなくていい

克服法
「辛い」って言っていいよ
大丈夫じゃなくていいんだ

君は優しいから
つい相手を気遣って
「大丈夫だよ」って
言ってしまうけど

自分の感情
もっと優先していい

君が倒れちゃたら
みんなもっと悲しむもん

だから辛いときは
教えて欲しいんだ

辛いよって
言って欲しいんだ

それが自分自身を守ることにもなるし
君のことが大好きな人たちを
笑顔にすることにもなるんだから

あとがき

今回は、「辛い」って言っちゃいけない。「大丈夫」って言わなきゃいけない。という思い込みから、生きづらさを感じている人に向けての内容です。

相手を気遣う優しさからか。弱い人間だと思われなくないという強がりからか。僕らは「大丈夫」って、つい言ってしまいがちです。

でも、「辛い」って言っていいんです。大丈夫じゃなくていいんです。それを打ち明けることが、自分を守ることにつながるんです。

1. 辛いときは、「辛い」でいい

辛いときでも、ついつい相手を気にかけて「大丈夫」と言ってしまいがちですが、「辛い」「大丈夫じゃない」って、言ってもいいんです。

無理に元気を装ったり、相手を気にかけすぎることは、心に負担をかけてしまうことになります。

自分の気持ちを打ち明けることで、少し楽なります。助けを求めることは、決して弱い恥ことじゃありません。大切なのは、自分の感情に正直でいること。自分の気持ちを言葉にすることで、心の健康を保つことにつながります。

2. 明るく元気じゃなくていい

常に明るく元気でいることが求められる風潮が、昔からあります。でも、実際には、そう振る舞えない瞬間が多いのが現実です。

人間なので、悲しみや疲れも抱えています。そういった感情を無視して、常にポジティブでいるのは、とても辛いことです。

心に負荷をかけないためにも、自分の感情に正直でいることが大切です。

元気じゃない自分を受け入れることは、決して悪いことじゃありません。そういう自分を理解してあげることは、成長にもつながります。

明るく元気でいることが、美徳とされる一方で、そうじゃない自分を受け入れてあげることは、とても大切だと思うんです。色んな感情を抱えて、その一つ一つが重なり合って、自分という存在は形成されています。だからこそ、自分のダークな面も大切にしていきましょう。

常に、明るく元気でいることより、自分の感情を認めてあげることが大切です。

3. 辛いのでお断りします

しんどくて断りたいときは、どう断れば、当たり障りがないかとか、断る口実を下手に探すより「辛いのでお断りします」と言うのが1番です。

自分の気持ちを正直に伝えることで、相手も察してくれることが多いですし、無理をして続けることは、自分だけでなく相手にも迷惑をかけてしまうことがあります。

無理を続けることで、自分自身がさらに辛くなります。自分の限界を知り、「辛いので」と断ることが大切です。他人の期待に応えることも大切ですが、それが自分を犠牲にする形になってしまっては本末転倒です。あなたの境界を明確にすることで、その後のストレスを作り出すことを避けることができます。

4. 自分の弱さを認められる人が本当に強い人

本当に強い人って、自分の弱い部分やダメな部分を認めて、さらけ出せる人ではないでしょうか。

弱さを見せることって、弱いことでも恥ずかしいことではなく、実はとても勇気のいること。

自分の弱さを理解することで、他人の悩みや苦しみも理解しやすくなり、より良い人間関係が築けます。

他人の期待や評価に振り回されず、自分の価値観に基づいて行動することで、本当の強さを手に入れられます。

だからこそ、自分の弱さやダメなところをさらけ出せる人こそが、本当に強い人だと思うのです。

最後に

辛いときは「辛い」でいいです。いつでも大丈夫な人でいる必要なんてありません。

感情には色んな波があります。心が折れそうになっても、それを否定する必要なんてありません。「辛い」「大丈夫じゃない」は、人間らしいってこと。人間らしくいることは、自分らしくいることよりも、ずっと大切です。

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